チーム柏の今野です。
11月のバリアフリー上映会のご案内です。終戦から70年を迎えた今年、様々な作品が公開されました。中でも、「日本の一番長い日」は原田監督によりリメイクされ、大ヒット上映となりました。シティーライツでもバリアフリー鑑賞会も企画されました。
そこで、今回はチーム柏の特別企画として、1967年公開の、岡本喜八監督による「日本の一番長い日」にて、バリアフリー上映会を開催いたします。新作をごらんいただいた皆様も是非、見比べてみて下さい。昭和天皇もご覧になられたという、岡本喜八監督の作品。より、重厚で緊張感溢れる内容となっております。また、笠智衆、三船敏郎、松本幸四郎、加藤武、黒沢年男、山村聡など
、綺羅星の如く、往年の名優達の重厚な、そして、鬼気溢れる演技にも注目下さい。戦後、わずか20年しか経ってない時期に製作された、この作品、是非お見逃しなく。
それでは、ここからご案内となります。
(1)日時:11月13日(金曜日)午後1時丁度からの上映開始となります。12時30分ぐらいまで、劇場2階の通用扉付近のチーム柏の受付テーブルまでお越し下さい。
(2)場所:キネマ旬報シアター。2階のスクリーン3です。
(3)料金:チャレンジドの皆様、及び同伴者は、お一人千円。
(4)上映方式:今回も、檀鼓太郎さんのライブガイドで、お楽しみいただきます。
それでは、参加ご希望の方は、
①お名前。代表者のみで構いません。
②参加人数。チャレンジドと晴眼者の別でお知らせ下さい。
③今回が初めての方のみ、携帯番号をお知らせ下さい。
④柏駅からの誘導、案内をご希望される方は、お申しつけ下さい。
以上を、このメールm-s-t-k-420@ktf.biglobe.ne.jpに返信、若しくは今野の携帯090-7286-6190までにお願いいたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。尚、このメール、転送大歓迎です。
是非、この機会にバリアフリー上映というものを、ご友人、お知り合いの方々にお伝えいただければと願っております。
チーム柏の今野です。
本日は、10月31日(土曜日)に、総武線東中野の劇場で開催されるバリアフリー上映会のご案内です。もちろん、チーム柏の皆様にとって、かなり遠いところでの開催ですので、お越しいただくのは難しいとは思いますが、ご案内だけでもさせていただければと思います。
さて、今回、全国一斉封切りされるドキュメント作品「種まきウサギ」の公開にあたり、森康行監督の舞台挨拶の後、私が監督ト、アフタートークショーーをする運びとなりました。今回ひょんなことでお声がけをいただきまして、お引き受けすることとなりました。以下に作品紹介とともに、詳細をお知らせしますので、よろしければ是非ご参加下さい。
それでは、ここから、ご案内です。
(1)日時:10月31日(土曜日)15時30分より上映開始。約90分の作品上英後に、森康行監督とともに、アフタートークを、今野がご一緒させていただきます。
(2)場所:ポレポレ東中野。最寄り駅は、総武線東中のもしくは大江戸線東中野です。
(3)料金:チャレンジドと同伴者、そして晴眼者も全て一律千円です。
(4)上映作品:『種まきうさぎ』作品紹介】
2011年3月11日三陸沿岸を襲った未曾有の大災害。
地震・津波による被害は天災として位置づけられ、人々の深い傷跡も年月とともに少しずつ乗り越えられ、復興にむけて歩み始めているかのようにみえます。
しかし、福島第一原発の事故による被災は今も続いています。福島県浪江町隣の小高地区街中には人1人いない。──無人の町。人もいなければ音も聞こえない死の町。
福島の子どもは当事者として、自分たちの足もとから放射線被災を、原発問題を考えようとする高校生たちのグループ「種まきうさぎ」が生まれました。
高校生は語ります「福島県民であることだけで差別される」「私は将来結婚できるのだろうか?」「無事に子どもを産むことができるのだろか?」高校生たちは大きな不安を抱えながら、自ら足もとを見つめることでフクシマに立ち向かいます。
それらの取り組みの中で出会った若い農民や漁師。また、海外の人々。
福島の今をリアルに伝え、私たち自らの問題として福島の人々とともに育ち合う映画です。
声高に意見を主張するというよりも、ほっこりと「平和の種」をまきながらネットワークを全国に広げていくことを願い企画されました。
吹きやまぬ風の中を「フクシマに向き合う青年」とともに歩む・・・・。
(5)森康行監督について:
日本の漁船が被曝していた事実を描いた「ビキニの海は忘れない」(キネマ旬報文化映画ベストテン10位)。高知県の高校生が在日コリアンの高校生との友情を育む「渡り川」(キネマ旬報文化映画ベストテン1位・毎日映画コンクール記録映画文化賞)。夜間中学を描いた「こんばんは」(キネマ旬報ベストテン文化映画部門1位・毎日映画コンクール記録映画文化賞・第1回日本記録映画大賞)。93歳の教育学者大田堯を描いた「かすかな光へ」(キネマ旬報ベストテン文化映画部門第8位)など、ドキュメンタリー映画の第一人者。
(6)種まきうさぎ:この作品の題名になっている、種まきうさぎについて、少し説明を・・・。
浄土平のすぐ近く、福島市内から見ると西部に位置する吾妻小富士。この名前は福島市内から眺めた形が富士山に似ていることから呼ばれている。早春、福島に桃の花が咲く頃。山の積雪も少しずつ解け始め、北方斜面に「種まきウサギ」又は「雪ウサギ」と呼ばれる雪形が残るようになる。昔から地元の農民はこの「ウサギ」を見ることによって春の訪れを知り、苗代に種まきを始めたともいわれ、現在では福島地方の早春のシンボルとして一般に親しまれている。
また、吾妻小富士の下の残雪がうさぎ形に見られる頃になると晩霜の心配がないという福島市飯坂地区に伝わる天気ことわざもあって、吾妻小富士の麓にうさぎ形の残雪が見られるようになると晩霜の心配はしなくとも良いと言う言い伝え。これは吾妻小富士は海抜1700メートルくらいなので、雪が解け出すために10℃以上の気温になったとすれば、福島市では20℃以上の気温になるためと言われています。
それでは、ここまでがご案内とさせていただきます。ご参加希望のかたは、今野までお願いいたします。遠い劇場ですが、よろしければ是非お越し下さい。