3月11日(水曜日)「家路」のバリアフリー上映会のご案内です。‏

チーム柏の今野です。
22日(日曜日)の「蜩ノ記」には、120名を超える多くの皆様にお越しいただき、チーム柏一同、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。また、上映終了後まで待機していただいて、出口でお一人お一人にご挨拶をしていただいた小泉監督には、ここまでしていただけるとは思ってもいませんでしたので、心よりの驚きと感動を覚えました。本当に素晴らしい方です。

さて、本日は次回3月11日(水曜日)のご案内をさせていただきます。東北大震災から4年目のこの日、東北の復興を祈り、多くの方と過ごすことが出来ればと昨年に引き続きバリアフリー上映会を開催させていただきます。今回キネマ旬報にお願いして選んだ作品は「家路」です。この映画は、喜びも苦しみも、笑顔も涙もすべてここにあった。3月11日―あの日、故郷を失った家族の再生の物語です。また、当日は福島から疎開されて、ここ柏に移り住んでおられる方々をお招きしております。そして、その中のお一人に「語り部」として色々とお話をしていただきます。平日ではありますが、今回はチーム柏の今野としてよりも、東北・仙台で生まれ育った今野としてお一人でも多くの皆様にお越しいただけますよう、願っております。

それでは、ここからご案内です。
(1)日時:3月11日(水曜日)11時45分よりトークタイム。12時15分より上映開始ですので、11時15分頃までに劇場ロビーにお越し下さい。
(2)場所:キネマ旬報シアター柏のスクリーン2となります。
(3)料金:いつもと同じ、障碍者及び同伴者はお一人千円。
(4)上映作品:「家路」2013年3月公開。
作品紹介を少し→ここで、生きていく。
震災の影響によって立ち入れなくなった故郷―突然の弟の帰還がもたらす、家族の未来とは予想だにしていなかった未曾有の状況を前に、人はどのように生きるのか―。
映画『家路』は、日本の原風景ともいえる厳しいながらも美しい自然の中で、農作物という命を育て、先祖代々受け継いできた土地を守りながら生きてきた、ある農家を描く。彼らにとって、土地を突然に奪われることは、故郷や生活の糧だけでなく、農民の誇りを失うということでもある。その事態に農家の長男として生きてきた兄は絶望し、苦悩する。それは誰の身にも起こりうる人間としての誇りや生き甲斐の喪失、そして人間という存在のか弱さをも映し出す。
また、無人の故郷に戻った次郎は、たった一人で田を起こし、苗を育てる。まるでわが子のように愛情を注ぐ次郎と、それに応えるように育つ青々とした稲をカメラがとらえ、生命や自然、そしてそれを育てる農業への畏敬を感じさせる。そしてまた、自らも自然の一部であることを忘れがちな現代人への問いを投げかけてくる。
そして、深い葛藤を抱えながらも、希望を見出そうとする家族の物語は、震災後の家族に焦点を当てながら、兄弟の愛憎、母と息子の愛情、父と子の葛藤、そして夫婦の絆も描き出す。また、福島の被災地と仮設住宅で行った綿密な取材によって得た実在の人物のエピソードを脚本に組み込み、立ち入り禁止区域に戻ってくる弟という非現実的ともいえる設定がありながら、多くの人の心に寄り添う内容になっている。

ドキュメンタリー出身の久保田監督ならではの確かな視点は、震災後の福島の被災地を舞台にしながらも、本作を“被災地の物語”にとどまらせず、「家族とは」「生きるとは」「人間の誇りとは」「命とは」と観るものに問いかける普遍的な物語へと昇華させた。

豪華キャストの卓越した演技力×ドキュメンタリー出身の監督×才能あふれるスタッフ主人公・次郎役には、松山ケンイチ。葛藤を乗り越え、無人になった故郷で生きることを決意するその姿は、困難を乗り越える人間のたくましさを見事に体現する。兄の総一役には演技派俳優として映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する内野聖陽。先祖代々受け継いできた土地と家業を震災によって失うという異常事態を前に戸惑い悩みながらも、生きぬく決意をする総一を、綿密な役作りで好演した。さらに、母・登美子役に日本屈指の女優田中裕子、総一の妻・美佐役に若手本格派女優の一人、安藤サクラ。そして、次郎の同級生・北村役に山中崇、総一の友人に田中要次と光石研、家族を支配す父親に石橋蓮司という魅力的な俳優たちが集結した。監督は、ギャラクシー大賞をはじめ数々のドキュメンタリーの受賞歴を持つ久保田直。劇映画デビュー作となる本作では25年以上にわたるテレビドキュメンタリーのキャリアを通じて追いかけてきた「家族の姿」をフィクションで描く。脚本は『独立少年合唱団』(’00)『いつか読書する日』('05)の青木研次によるオリジナル。現地での綿密な取材をもとに、未曾有の事態を経験した人々が決して他人に伝えることのできない、心の奥底にしまわれた「感情」を丁寧に描き出した。
さらに、企画協力として是枝裕和と諏訪敦彦、音楽に作曲家・ピアニストとして活躍し数々の賞を誇る加古隆が参加。そして、Salyuによる主題歌「アイニユケル」(作詞・作曲・編曲:小林武史)が作品の世界を彩る。「ドキュメンタリーでは描けない福島を描く」という監督の熱意のもと、最高のスタッフがそろった。


それでは、ご案内はここまでになります。ご参加を希望される方は、
①お名前
②参加人数。出来れば障害者と晴眼者の別をお知らせ下さい。
③今回が初めての方のみ、携帯番号をお知らせいただければ幸いです
④当日、柏駅からの誘導、案内をご希望の方はお申し付け下さい。

以上をこのメール:k.mstk420@gmail.comに返信、若しくは今野の携帯:090-7286-6190までにお願いいたします。それでは、色々とお伝えしたかったため、長文になりましたこと、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。

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プロフィール

チーム柏スタッフ

Author:チーム柏スタッフ
バリアフリー上映会を主な活動としてサークルを立ち上げてから丸3年目も過ぎようとしております。
毎回、多くの方にご参加いただき、そして多くの方と知り合うことができ、本当にやって良かったと心からの感謝の気持ちで一杯です。
そして、今年1月からは、新たな歩みとして「ノーボーダー上映会」もスタートすることが出来ました。これについては、チーム柏が発足して間もない時から僕自身は考えていたことでした。しかし、色々な方からのご理解もいただくことが難しく、今に至りました。
しかし、障碍の枠にとらわれず、「お互いに知ること。」「お互いを理解しあうこと。」そして、「気付きに出会うこと。」それは、視覚障害者だけでもなければ、聴覚
障害者でもなく、所謂、健常者の方も、身体に障碍を持っておられる方、知的に、精神的に何らかの障碍を持っておられる方も、つまり全ての人間が、互いに相手のことを知り合うことから始まると思います。
そんな出会いの場として、名づけて「ノーボーダー上映会」をスタートすることが出来ました。これは、視覚障害者のためには副音声でのガイドを、聴覚障害者のためには、邦画でも字幕版にての上映、そして、もう一つ、ライブによる手話弁士による観賞を取り入れて、また、少し字幕などが見えず楽なった方にも、そして映画の新たな鑑賞法として楽しみたい方にも、すべての方に観賞いただけるバリアフリー上映会です。
全国でも始めてのこの取り組みを是非これからも継続していくつもりです。そして、「柏モデル」として、各地に広がっていくことができればと夢見ております。
もちろん、この活動には、劇場さん、ボランティアさん、そして何よりもこの上映会を楽しみにしておられる多くの皆様のご協力とご理解があればこそです。どうぞ、多くの皆様のご参加をお待ちしております。是非、一度参加してみたい、できる範囲でお手伝いしてみたい、地元でもこの活動を立ち上げてみたい、当等、どのようなことでもご連絡いただければと願っております。

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