ご参考になれば。

今野です。
以下のような記事を見つけました。このように色々な情報を積み上げていつの日か、皆さんと力を合わせて上映会をできればと思っております。ご参考になれば・・・・。

▼4年前に閉館した恵比寿ガーデンシネマ(東京・渋谷)が28日に「YEBISU GARDEN CINEMA」としてリニューアルオープンする。開館記念作品はカナダ・フランス映画「カフェ・ド・フロール」。監督・脚本は「ダラス・バイヤーズクラブ」や「Wild(原題)」で昨年と今年のアカデミー賞をにぎわしたジャン・マルク・ヴァレ。1969年のパリで1人息子と生活するシングマザーのジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラディ)と、2011年のカナダ・モントリオールで妻と別れ新しい恋人と付き合っているDJの男(ケヴィン・パラン)の物語が並行して描かれ、時空を超えた2つの人生に驚きの結末が訪れる。

 ヴァレ監督にこの映画を撮った理由について聞くと「愛の純粋さと偉大さが描きたかった」と語った。2つの物語をつなぐのは、監督お気に入りの曲「カフェ・ド・フロール」。ほかにピンク・フロイドやシガー・ロスなどの曲が使われている。この映画について語るとき、監督と音楽との関係性にアプローチするのが本筋だろうが、個人的にもっと興味が引かれたのは、ジャクリーヌが溺愛している息子ローランがダウン症児だということだ。

 ローランを演じたのは実際にダウン症のマラン・ゲリエ君=当時(12)。母子の場面はほとんどアドリブで、ジャクリーヌを演じたバネッサの母性愛と、無垢(むく)な笑顔を見せるゲリエ君の愛らしさは見ていてほっこりする。ヴァレ監督は日本未
公開作「Los Locos」(1997年)でダウン症のエキストラと懇意になり「純粋さに感銘を受けたことが忘れられない」という。「ゲリエは僕の新しい友達。特別なものを持った子だ」と目を細め、彼と、彼の女友達を演じた同じダウン症の女の子(2人は実際に付き合っていた)と3人で撮ったほほ笑ましいスナップ写真を何枚も見せてくれた。

 ダウン症候群は、人間にある23組・46本の染色体のうち、21番目の染色体が2本ではなく3本ある先天性の染色体異常のこと。日本ダウン症協会(東京・豊島区、会員数約5700人)の水戸川真由美理事によると、国内では芸能事務所や劇団に所属しているダウン症の役者が活躍している。ダウン症の役はダウン症の役者が演じることがほとんどだ。これは特有の外見からくるものだろう。

 ダウン症の役者が出演した映画では、しがないビジネスマンとダウン症の青年(パスカル・デュケンヌ)との友情を描いた「八日目」(1996年)と、孤独なダウン症の少年をゲイのカップルが引き取り育てるために訴訟を起こす「チョコレートドー
ナツ」(2012年)が双璧だ。「八日目」のベルギー人監督、ジャコ・ヴァン・ドルマルはデビュー作「トト・ザ・ヒーロー」(91年)でもデュケンヌを起用し、オムニバス映画「キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒」(95年)では彼とダウン症の女性がキスをして抱き合う短編も撮っている。ヴァレ監督は新作「Wild(原題)」にもダウン症の人をチラリと登場させている。

 ヴァレ監督は「ダウン症や精神疾患といった人物を描くことにタブーは付きものだし、どうしても苦労が伴う」と語る。ゲリエ君の演出にはかなりてこずったようだ。「忍耐が必要だった。おかげで白髪が増えたよ」と苦笑した。「彼はじっとしていないんだ。僕を目で捜してしまうのでカメラの後ろに隠れなくてはならなかった。演技は僕のまねをさせて撮った。それに、いつでもカメラが回せるように照明に気を使わないですむ手持ちのデジタルカメラを用意した」と語る。

 ダウン症は誤解を受けやすいのも事実だ。例えば昨年、日本でもヒットした「チョコレートドーナツ」のトラビス・ファイン監督は、ダウン症の少年マルコを当初は粗暴な性格に設定していた。しかしマルコ役に抜擢(ばってき)したダウン症のアイザック・レイバが心の優しい青年だと知り設定を変更した経緯がある。

 「カフェ・ド・フロール」で気になるのは、ジャクリーヌが雑誌でダウン症の平均寿命が25歳だと知ること。時代設定が1969年なので当時はそうだったのかもしれないが、今では寿命が延びて50歳を超えており、誤った情報が流布しないかちょっと心配だ。水戸川理事も本作を鑑賞してその点が気になり、劇場用プログラムに次のような注釈を入れることになった。

 「これは1960年代の話です。現在は医学の進歩、乳幼児期からの心理・運動面の適切な療育プログラムにより、ダウン症候群のある人たちの発達は改善され、寿命は決して短くはありません」

 最近は「出生前診断」の問題もあり、ダウン症に関して偏見のない正しい情報がより重要性を増している。映画でダウン症の役者が活躍することは、彼らについてのネガティブな印象を払拭することにもなるので大いに歓迎したい。

以上、産経新聞より抜粋。

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Author:チーム柏スタッフ
バリアフリー上映会を主な活動としてサークルを立ち上げてから丸3年目も過ぎようとしております。
毎回、多くの方にご参加いただき、そして多くの方と知り合うことができ、本当にやって良かったと心からの感謝の気持ちで一杯です。
そして、今年1月からは、新たな歩みとして「ノーボーダー上映会」もスタートすることが出来ました。これについては、チーム柏が発足して間もない時から僕自身は考えていたことでした。しかし、色々な方からのご理解もいただくことが難しく、今に至りました。
しかし、障碍の枠にとらわれず、「お互いに知ること。」「お互いを理解しあうこと。」そして、「気付きに出会うこと。」それは、視覚障害者だけでもなければ、聴覚
障害者でもなく、所謂、健常者の方も、身体に障碍を持っておられる方、知的に、精神的に何らかの障碍を持っておられる方も、つまり全ての人間が、互いに相手のことを知り合うことから始まると思います。
そんな出会いの場として、名づけて「ノーボーダー上映会」をスタートすることが出来ました。これは、視覚障害者のためには副音声でのガイドを、聴覚障害者のためには、邦画でも字幕版にての上映、そして、もう一つ、ライブによる手話弁士による観賞を取り入れて、また、少し字幕などが見えず楽なった方にも、そして映画の新たな鑑賞法として楽しみたい方にも、すべての方に観賞いただけるバリアフリー上映会です。
全国でも始めてのこの取り組みを是非これからも継続していくつもりです。そして、「柏モデル」として、各地に広がっていくことができればと夢見ております。
もちろん、この活動には、劇場さん、ボランティアさん、そして何よりもこの上映会を楽しみにしておられる多くの皆様のご協力とご理解があればこそです。どうぞ、多くの皆様のご参加をお待ちしております。是非、一度参加してみたい、できる範囲でお手伝いしてみたい、地元でもこの活動を立ち上げてみたい、当等、どのようなことでもご連絡いただければと願っております。

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